※効果がない人も全体の２割ほど存在する。またスギ花粉以外には効果がない。
去年の２月下旬はひどい花粉の症状に悩まされ、鼻が詰まって眠れないほどだったが、夏から舌下免疫療法を始めた結果、スギ花粉のシーズンである３月現在にも関わらず症状は現れていない。
舌下免疫療法を開始する流れ
耳鼻科に行くと、手始めに、自分が本当にスギ花粉のアレルギーを持っているのか血液検査をすることになる。１週間ほどして検査結果が出たあとは試しに薬を服用して30分ほど待機してアレルギー反応が起きないか確かめる。確率は低いがアナフィラキシーショックで死ぬ可能性があるからだ。
問題なければシダキュアという薬を処方してもらえる。治療法の名前の通り、舌の下に乗せて１分間経過した後飲み込む薬で、これを一日一回朝食後に服用するというのを３年続ける必要がある。食前食後の５分間は飲食してはいけない。
服用して半年で効果が出るには出るが、障害免疫を獲得するためには３年継続するのが確実らしい。
ちなみに花粉シーズンには治療を開始できないのでご注意ください。
かかる費用
最初に行うアレルギーの検査 約5000円
治療薬（シダキュア） ひと月 約2000円
診察料 ひと月 約500円
※以上は３割保険適用したあとの値段です。
最初の検査を除いてひと月あたり2500円かかることになる。これを３年継続する必要があるので費用の合計は9万5千円ほどだ。
薬代は高いし病院に毎月行くのも面倒くさい。しかし花粉で眠れなくなるのはいやなので今後も継続していくつもりです。
