休日を利用して大阪に行ってきた。僕は現在東海地方に住んでいるのだが、東海に住み続けるつもりは一切なく、いずれは北の方にいかふと考えてゐる。従って東海地方に住んでいることの利を最大限利用するため、僕は元来出不精だけれど休日はできるだけ外出するようにしている。地の利を活かそうなどというケチくさい考えから始めた習慣だが外出することは結構楽しいので飽きずにすんでいる。
大阪に行くにあたってまずは宿を予約した。1500円のホテルがあったのでそこに決めた。あまりにも安いので大島てるで心理的瑕疵がないか調べたが特に問題はないようだった。コロナの影響で安いのだろうかと考えたのだがチェックインして「部屋」に入ったら謎が解けた。部屋というよりロフトなのである。鍵はなく、飲食も禁止されている。他の寝床に丸聞こえなことを配慮してテレビの音もでない。トイレに行ったりシャワーを使うにしてもロフトから降りて共用スペースに行かなくてはならない始末だった。これでは安くなるのも当然である。ただ心斎橋駅まで徒歩5分程と立地がよく、何より安いので特に不満もなかった。
刑務所より狭い部屋
ホテルに着いたのが20時頃になってしまい観光名所はどこもやっていないだろうと考え飛田新地にいくことにした。しかしコロナの影響で飛田新地は20時に店仕舞だったようで無駄足になってしまった。コロナによって会社の飲み会が消滅したのは素晴らしいことだが、こういうのは困る。youtubeにあげた猫につきまとう動画はその帰りの商店街で撮ったものです。
ものすごくどうでもいい話だがRewriteというノベルゲームの登場人物の名前の多くは西日本の地名が元ネタになっている。天王寺とか御堂筋とか千里中央とかいう地名を見るとそんな名前の登場人物もいたなぁ、と懐かしい（?）きもちになった。田中ロミオのマスターピースは個人的には最果てのイマだと思っているが、Rewriteもいいゲームと思う。
天王寺動物園で一番印象的だったのは動物園特有の獣臭さがほとんどなかったこと。上野動物園の獣臭さと比べると天と地ほどの差がある。ところで上野動物ではオカピが飼育されているのだが、なぜ私はオカピに心惹かれるのかということを考えると、やはり20世紀になってから発見された動物だということが大きいだろう。オカピの体高は2m程あり、このような大きい動物が比較的最近まで発見されていなかったことを考えると、この地球にはまだ発見されていないだけで人の想像を超えるような動物が存在してくれているのではないかという気持ちにさせてくれる。そしてそのような未確認生物で私のなかで最も発見が期待されているのがモケーレ・ムベンベである。この竜に似た姿を持つとされる四足獣はコンゴの熱帯雨林に生息するとされるが、コンゴではコビトカバやオカピが比較的最近になってから発見されているので、新種の動物が見つかる可能性を否定できない点でロマンを感じさせてくれる。なにしろコンゴ盆地は広い。広いという言葉ではその広さを言い表せないくらい広い。総面積は370万平方ｋｍで日本の面積の約10倍ということになる。これだけひろければ未確認動物がいないと考えるほうがおかしい。しかし昔早稲田大学の探検部が調査したときもモケーレ・ムベンベは発見できなかったようだから、事はそう簡単ではないのだろう。とても残念だ。
フラミンゴが片足で立つ理由は謎らしい。ただ片足で立っている方が体構造上楽だそうだ。
写真では全く伝わらないがサイはとてもでかい。
写真では全く伝わらないが以下略
百獣の王
ヤギ
イケメン
寝てる動物ばかりだ
大型犬
鳥の王
ワニ
亀頭
めぼしい写真はこれくらいか
展示品は仏像、絵巻物、書が主だった。山岸凉子の日出処の天子の原画があったりもした。しかしいかんせん地味な内容だったと言わなければならない。僕が聖徳太子についてほとんど全く知らないからということもあるだろう。曲がりなりにも思想書と呼ばれるジャンルの本を読んできた人間が、日本最初の思想家と呼ばれることがある聖徳太子に関して無知であるとは情けない話だが・・・
まつたけ大王遊郭編
美術館の次は飛田新地に行った。15時頃だったが空いていない店もちらほらあったので、もう少し遅い時間にいけばよかったと思う。
飛田で一番最初に目にした嬢（といっていいのか,,）は年金をもらっていそうなよぼよぼの婆さんだった。全店この調子なのだろうか、と思ったが歩いてみると20代くらいの嬢が多いようだった。
遊ぶ前にたぶん全店見学したと思う。各店の前を通るたび必ずといっていいほど遣り手婆から声をかけられた。新地を歩くのは若者の数人連れが目立ち、僕のように一人で歩いてる者はむしろ少数派だったといっていい。
全体的に美人が多かったと思う。しかしなにかこう、生生しさがない。股間に響いてこないのである。生活感がないとでもいおうか..
あえて分類するなら整形モデルと量産型アイドル。陳腐な比喩を使えばファストーフードやショッピングモールというのが一番近い気がする。小綺麗ではあるが、ただそれだけという感じ。
...などということを書き連ねておきながら、僕が遊んだのは道重さゆみに似た娘だった。特別道重さゆみみたいな顔が好みというわけでもないが、こういうのはその場のノリや勢いが大切だから仕方ない。階段を昇ってふすまを開けると、畳敷きの部屋にちゃぶ台が置かれ布団が敷いてあった。
最初に前金を要求されたので20分16000円のコースを選んだ。ソープランドの相場が45分16000円くらいであることを考えると時間あたりの料金が2倍以上とかなり割高に感じられるが、遊ぶ前に嬢の容姿を吟味できることを勘案しての料金設定なのだろう。遊ぶ前に全店見学したのはこのメカニズムを知っていたからである。プレイ内容は前情報どおり、あっさりしたものだった。キスはなくフェラもゴム越しに行われる。だが体位を指定することすらできないのは想定外だった。嬢の希望で騎乗位で挿入したのだが、僕はあらゆる体位の中で騎乗位がもっともつまらないものだと考えているので、騎乗位以外の体位ならなんでもいいと思いバックでやることを提案したところ、バックは痛いから、という理由で断られてしまった。騎乗位はよくてバックはダメとはこれいかに？と思ったが馬鹿らしくなってしまいそれ以上は要求しなかった。飛田に行ったことのある知り合いは騎乗位を所望したところ頑なにバックを要求されたらしいのだが。。。皮肉な話である。
ことが済んで帰りがけにお菓子をもらった。風俗で食べ物をもらったの初めてだったかもしれない。料亭という体で営業しているからだろうか。小袋に入った雪の宿は湿気っていた。
大阪観光で一番関心したのがこの看板。これは通天閣の展望台から撮った写真だが、おそらくラブホテルだろう、「看板見た」で特典あり、とある。デート中のカップルがこの看板をみたらこのホテルを利用するだろう。かなり利口だとおもう。
電電通り
少年チャンピオン、すげえ表紙だなぁと思ったら値段もとんでもないことになっている。調べてみたら、ブラック・ジャックの「指」という回が身体障害者の差別を取り扱っているらしく、コミックス収録に際して改変されているらしい。従ってオリジナルの「指」を読めるのはこの号だけになるそうだ。
