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TOEICの点数を上げるための3つのシンプルな方法 知識ゼロからの勉強法


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最初に身もふたもないことをいいますが、TOEIC L&Rはwritingとspeakingの勉強をする必要がないため英語力を測る試験としては大きな欠陥があります。英語を話せず英文を書くこともできない、というのでは英語力があるとは言えないからです。

 

 
なので本当に英語を使えるようになりたければTOEFLや英検の勉強をすることを
おすすめします。(もっといえば英語圏で生活するのが望ましい)
 
しかしなぜか日本の企業は採用基準としてTOEICのスコアを参考にしていることが多く、TOEICを勉強するメリットがないこともありません。またTOEICを勉強すれば多少は英文を読んだり聞いたりすることができるようにはなるので、さらに深い英語学習への入り口としても無駄ではないでしょう。
 
TOEIC学習の一定の需要はあると思うので勉強法を書いていきたいと思います。
 
 
TOEICの点数を上げるための3つのシンプルな方法
 
1 単語、文法を覚える
2  シャドウイングをする
3 TOEICの問題集を繰り返し解く
 
これだけです。以下ではそれぞれを具体的に解説していきます。
 
1 単語、文法を覚える
 
単語の意味の覚え方
 
まず覚えたい単語が100個あるとしたらその単語を和訳できるかどうかひとつひとつ確認していきます。100個中60個わかったとしたら、その60個を除外して残りの40個の意味がわかるかどうか確認していきます。これを繰り返して意味のわからない単語をゼロにしていくというのを繰り返していく。
 
この意味と単語を1:1で対応させて覚えていくというやり方は楽ではあるのですが、記憶の定着率が悪いというデメリットがあります。

その対策としては英文をまるごと暗記するという方法もあります。他の単語との関係のなかで覚えるの時間はかかりますがこちらのほうが記憶の定着率はよいでしょう。英文まるごと暗記法は「超」勉強法という本で解説されています。

個人的には意味と単語1:1暗記法のほうが楽でした。
 

TOEICで出題される単語の範囲はだいたい決まっています。単語帳としてはTOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)が定番です。

 
 文法の覚え方
 
参考書の内容を丸暗記するのが一番手っ取り早いと思います。
 
大岩のいちばんはじめ英文法【英語長文編】
 
これを丸暗記すればいいでしょう。文法の知識がゼロでもこれ一冊でだいたいわかるようになります。
 

 
もうすこし細かい文法の知識はこちら
 

 
英語を感覚的に理解するための本
 
1)She listened to the telephone for a long time,but it didn’t ring after all
↑この英文が矛盾しているということがわかるでしょうか。
 
listened toという部分が間違いでlistened forとするのが正しいです。
 
toという前置詞には「到達」のニュアンスがあり、1)の英文では彼女(の聴覚)に電話の音が達したとあるにも関わらず後半で「電話は結局ならなかった」という文になっているので矛盾が生じています。
 
このような前置詞の知識があるか否かは英語を理解する上で重要です。↓の本は前置詞を感覚的に理解する上で役立ちます。
 

 
2  シャドウイングをする
 
TOEICテストのpart1~4はリスニングセクションです。リスニングパートはシャドウイングをするだけで点数が上がります。
シャドウイングとは流れる英語の音声のあとを追うように少し遅れて発音するという学習法です。
 
やり方
 1  英文を完璧に読めることが前提です。単語と文法でわからない箇所がないようにしてください。(読んで理解できない英文は絶対に聞き取れないのでシャドウイングしたとしても学習効果はありません)
 
2 一つのスクリプト(英文)を一度もつっかえずにシャドウイングできるまで繰り返す。これができたら次のスクリプトへ。これを繰り返す。
リスニングpart3,4の文章はそこそこ長いので、ノーミスで全文シャドウイングするのは最初は難しいと思います。しかし繰り返せば慣れます。
 
再生速度を1.2~1.3倍くらいにしてやるのがおすすめです。本番の音声が遅く感じられるようになります。
 
3 TOEICの模試を繰り返し解く
 
TOEICテストはリスニングとリーディング合わせて一回120分のテストです。テストを解いてわからなかった箇所を完璧に復習するまでを1セットとしてこれを何度も繰り返してください。Athueigoさんという英語学習系youtuberの方は50セットくらいやったところで満点を取得したそうです。
 
TOEICでは頭を使う問題はほぼ出ません。問題を解く速さが一番重要です。早く問題を解くためには問題を多く解く必要があります。従って購入する問題集は、問題数が多いもの、模試の回数が多いものを選ぶのが一番良いでしょう。
その点で以下の問題集がおすすめです。

 
 
 
 
 
以下ではpart毎の復習の仕方を解説していきます。
 
part1~4
 
シャドウイングをするだけでいいです。
解けなかった問題の英文の単語、文法でわからない箇所をゼロにしてから、ノーミスでシャドウイングできるまで繰り返す。ノーミスでできたら次の問題へ。これだけです。
 
part5,6
文法問題です。part6はpart5が長文化しただけです。模試でわからなかった部分を暗記するだけでいいです。
問題数が多いので↓の問題集がおすすめです。
 
part7
長文の読解問題です。問題自体は簡単なのですが、時間あたりに解かなければならない問題の量が多いため、すべての問題を解答できる受験者のほうが少ないです。逆にいえばpart7を全部解くことができるようなら普通に900点超えできると思います(繰り返しになりますが問題自体は易しいので)。
 
part7攻略で一番重要なのは長文を読むスピードを上げ、問題を解く速さを高めることです。
 
では英文を早く読むためにはどうすればいいのかということが問題になりますが、結局英文を多く読む、模試を何度も解く、というのが結論になるのではないかと思います。
 
まとめ
TOEICの勉強に限ったことではありませんが、上達するためにはできなかった箇所を復習することが一番重要です。
あとTOEICに関しては頭をひねるような問題はほぼ無いので回答の速さが重要です(特にpart7)。回答を早くするためには英文を多く読むしかありません。
語学学習には結局近道は無いように思います。問題を解きまくってください。
 
ちなみにこの記事で紹介した勉強法はathueigoさんという方のそれとほぼ全く同じです。僕がathueigoさんを知ったのは僕自身がこの記事の勉強法を確立した後であり彼の勉強法をぱくったのではもちろんありません。
おそらく合理的にTOEICの勉強をしようとすると必然的にこのようなやり方になるのでしょう。

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