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まつたけ大王のブログ

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キングダムの感想


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史実が元ネタである、ということをエクスキューズにしている感が否めない。

 

史実が元ネタでなかったら有象無象のなろう作品とひとくくりにされていたかもしれない、かもしれない。そもそも士気の多寡で勝敗が決する戦いばかりのような気がする。娯楽作品にも関わらず無闇に信を覚醒させたり、士気が云々、、といった単調な展開が多すぎる。事実をしりたければそれこそ『史記』を読めばよいのである。
個人的にこの漫画で一番盛り上がったのは呂不韋と嬴政とで内輪もめしていた辺りではないかと思う。しかしその呂不韋も脱落してしまい、今の所メインの展開は李牧との戦いだが、その李牧も王騎を討ち取ったことを除いて負け戦ばかりで作中で強キャラ扱いされているのが不自然なレベルであり敵としての魅力に欠けると言わざるを得ない。 作者は「趙三大天」とか肩書付けとけばいいだろ、、と思ってはいまいか。
。。。などと文句ばかりのようだが、少なくとも60巻以上の量を読ませる内容だったのは事実であり、20巻そこらであるにも関わらず途中で読むのをやめてしまった「多重人格探偵サイコ」よりは面白いマンガであることは間違いない。

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